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整形外科専門医制度は、地域の整形外科医療を守ることを念頭に置いています。地域医療研修病院における外来診療および二次救急医療に従事し、主として一般整形外科外傷の診断、治療、手術に関する研修を行います。本プログラムでは、専門研修基幹施設である 杏林大学医学部付属病院が存在する、東京都以外の地域医療研修病院に 3 ヶ月(3 単位)から1年間勤務することによりこれを行います。 地域において指導の質を落とさないための方法として、地域医療研修病院の指導医には 杏林大学整形外科が主催する整形外科卒後研修セミナーの参加を義務付け、他大学整形外科教授の多領域における最新知識に関する講義を受けると同時に、自らが指導する専攻医の集談会あるいは学会への参加を必須と しています。また研修関連施設の指導医は、研修プログラム管理委員会に参加するとともに、自らが指導した専攻医の評価報告を行います。同時に、専攻医 から研修プログラム管理委員会に提出された指導医評価表に基づいたフィードバックを受けることになります。
他県にある連携施設とは長年にわたって人事交流があります。本プログラムとは別の地域における整形外科診療や病病連携、病診連携を経験することを目的に、他県での研修を行います。